Bolivia

This Gato Barbieri CD, "Bolivia," which I really wanted, came with a cracked case!

Un latin jazz di qualità. Forse alcune sonorità sono superate, ma l'armonia complessiva è impareggiabile. Lo può ascoltare anche un neofita.

1973年発表、ラストタンゴインパリのサントラ発表の直後の作品、ガトーは同年インパルスへ移籍した。フライングダッチマンからはその後1974年に「Yesterdays」、1975年に「El Gato」が発売されたが両方ともガトー在籍時の未発表曲拾遺集あるいはベスト盤的性格のアルバムなので本作「ボリビア」がフライングダッチマンでの最後のオリジナル作品とも言える。収録メンバーはスタン・クラーク(bs)、ジョン・アバークロンビー(g) 、パーカッションにアイアート・モレイラ、エムトーメら。コズミックエコーズで一世を風靡したロニー・リストン・スミスがキーボードで重要な役割を担っている。5曲のうちガトー作が4曲。この時期のガトーの作品としてとりたてて傑作という感じはしないが、豪放なブローイング、ラテンテイストのむせぶような音色と沸き立つようなリズムは充分楽しめる。小品だが2曲目の「Eclypse」のメロディが一番魅了的に思う。