Maschinen Krieger Graphics Vol.1 (Maschinen Krieger Graphics, 1)
A**ー
「今月の…」その1
本書の内容としては商品説明にある通りですが、実際読んでみると『マシーネンクリーガー クロニクル&エンサイクロペディア』に『Ma.K.モデリングブック』の内容を少し加味した感じ、といった具合。Ma.K.のキットを使ったジオラマの紹介の項では作り方も一応は解説がなされていますが、ざっくりとした説明に終始しており参考にするには少々ツラい…。 ただ、私の好きなルナダイバー スティングレイのアーティストモデルの作成記事は貴重と言ってよく、作成途中もしっかり紹介されている部分はとても面白かったです。また、著者である横山宏氏のアトリエ(仕事場)の紹介ページもあるのは貴重ですね。 惜しむらくは、フレーダーマウスのスケルトンモデルのページの写真が粗く、ディテールが分かりずらかったのは残念でした。 とはいえ、現在からみれば20年近く前の模型雑誌の内容に触れる事ができたのは良かったです。さらに、読み応えもまた充分といえます。
じ**ぴ
Ma.K.大好き!
最近人気が再燃してきたMa.K.のMG誌における連載を再編した便利な本です。数年前溜まり過ぎたMG誌のバックナンバーを処分してしまい悔しい思いをしていた矢先の出版なので嬉しい限り。先日出版されたHJ誌のSF3Dクロニクルとはちょっと違った趣ですが横山宏氏の世界は十分堪能できます。いかんせん残念なのはオリジナルのフィルムやテキストを紛失した部分はMG誌からのスキャンによる誌面そのままの再現ということ。中にはかなり荒い写真もあり非常に残念です。それでも10年以上前の貴重な雑誌記事を手に出来るとは良い時代になったものです。リアルタイムでSF3D→Ma.K.に流れされたオジサンには最高の贈り物です。当然Vol.2も期待。
M**代
Ma.Kになってからの歴史がここに
MG誌に連載された過去の記事をまとめたものですが、その内容はマシーネンクリーガーというコンテンツの動きそのものを追える一級の資料とも言えます。模型のレビューや製作記事はもちろん、ショートストーリーによるMA.Kの世界観の提示とファンの活動などでの広がりを時間軸に沿って再体験できる本になっています。もし、ごく最近Ma.Kを知りその模型製作を始めた方ならば、全体にあふれる「大人の本気の遊び」の熱気から得られるものは多いと思います。しかしあくまで過去の記事ですし、いまとなっては役に立たない情報も多いです。そういう情報はネタとして覚えておきましょう。あと、ところどころの空きページにはウェーブやハセガワのMa.Kキットの広告が入っていますがそれらはボックスアートがページいっぱいに印刷されています。ちょっとしたMa.K画集として楽しめます、目次に広告の項目もほしかったですね。
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2 weeks ago
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