Bruce (Bruce LaBruce) is a fading porn star who agrees to appear in a film by lesbian documentary director Googi. However, Googi is only exploiting Bruce to make enough money for her next project, 'Submit To My Finger'.
P**T
A mal vieillit film dépasser
A chacun ses goût je trouve dépasser
P**N
In allen Lagen überzeugend
Der vorliegende Film von LaBruce ist gewiss nicht der bekannteste, doch genau so überzeugend wie alle anderen.Wir begleiten den Mesiter des offenen Films auf vielen "Spaziergängen" durchs Leben und bekommen einen ungeschminkten Einblick in alle Bereiche, die wichtig sind und eine Person ausmachen.Ungekünstelt, erotisch, klar und eindeutig in meisterhafter Umsetzung von LaBruce dargebracht!
ノ**カ
ストーリーはいいんだけど・・・
他の方も書いているように、映像がボンヤリしています。ライカ写真のように「空気感」と思うようにしました。翻訳が、VHS版とは変わっていて、妙にまだるこしい感じがしました。特にグイドが気づくシーン。旧「人生は祭りだ」→現「人生はお祭りのようなものだ」たしかこんな感じだったと思うのですが、もっと映画全体の雰囲気を考えて訳してくれたらよかったのにと思います。上2点を引いて☆3つとしました。
T**I
バックの音楽が違う
80年代の中頃に銀座の映画館で何度か見た映画で,待望のDVDでした.画質や音質は満足なのですが,ひとつだけ不満だったのは当時に見た版と音楽の一部が異なる版であったことです.大好きなシーンの一つに,枢機卿との接見から画面が切り替わるところがあるのですが,昔劇場で見た版では「ブルームーン」が背後にかかっていました.この版では,他のシーンでも使われている「アラビアの酋長」に変わっています.調べたところこちらのほうがオリジナルっぽいのですが,私としてはここはブルームーンが欲しかった...ここだけが不満で星一つ減点です.
B**N
幻のラストシーン
フェリーニのファンは「前期」と「後期」に分かれるような印象があります。前者は、好きなのは大体『甘い生活』までというケースが多く、この『81/2』から好き嫌いが大きく分かれるようです。もちろん、通しで好きなファンもたくさんいらっしゃると思います。本作については、封入のライナーノーツで中条省平氏が解説し尽くしてしまって入り込むスキもないのですが(笑)、本DVDを所蔵していない方のために、この映画のタイトルの由来を、せっかくなのでインタビュー本「フェリーニ、映画を語る」からじかに引用します。「・・・その映画には題名さえつけられなかったから、メモを収めた紙ばさみには、その時までに作った映画の数をかぞえ、仮に『81/2』と書いておいた」『道』『カビリアの夜』『甘い生活』の成功で、世界中から注目されるようになって、自由に映画を作りづらくなってしまったフェリーニは、『アントニオ博士の誘惑(「ボッカチオ70」中のワンエピソード)』を撮ったあと、〈ある男の何の変哲もない一日〉を描くという、漠然としたイメージで企画を進めるのですが、映画の準備が着々と進むにつれ、「自分が作りたかった映画がどんなものだったのか、分からなく」なり、途方にくれて逃げ出そうと考えていたとき、突然「いま自分に起きていることを語ればいい」・・・〈どんな映画を作ればいいか分からなくなった映画監督の話〉を映画にしようと思いついたといいます。(「」内はフェリーニ自身の言葉)実は、『81/2』以前にフェリーニが撮った映画は短編を合わせて9本なので、「1/2」とは何を意味するのか2通りの解釈があり、中条氏は1)第1作の『寄席の脚光』はアルベルト・ラトゥアーダとの共同監督なので、それを「1/2」扱いにした。2)短編2本(「町の恋」の中の『結婚相談所』と「ボッカチオ70」の『アントニオ博士の誘惑』)を合わせて1本として、製作進行中の映画(『81/2』)を「1/2」と数える。と解説しています。「1/2」という数字を、映画製作に迷走し、ふんぎりがつかないフェリーニ自身の心情を投影した数字と解釈するのが、ファンとしては面白いのですが、フェリーニのニュアンスからすると、実際には前者の説が正しいようです。とはいえ、この映画は準備段階の仮タイトルがそのまま最終タイトルになってしまった、という事なのですね。『81/2』に苦手意識を持つ人は、この映画におけるストーリーの連続性の希薄、いわばイメージの断片を連ねていくかのような構成がよくわからない、と感じるようです。しかし、これこそがフェリーニ・スタイルと言えるもので、前作『甘い生活』が多くの映画関係者を驚かせたのは、起承転結といった物語のプロットの方法論ではなく、ただエピソードを積み重ねただけで映画を作ってしまった(しかもそれは多くの観客に受けた)ことだった訳です。そして『81/2』はまさにフェリーニの深層意識のイメージの積み重ね・・・夢の解放なのだと思うのです。『81/2』の本質をめぐる象徴的なエピソードに、1963年のモスクワ国際映画祭があります。上映中、シンと静まり返った場内に、フェリーニ自身はこの映画が極めて個人的な物語であることを思い出し、これはひどい結果になると覚悟していた矢先、浜辺の娼婦・サラギーナが踊るシーンで熱狂的な拍手喝采が起きて、上映が終わった後も、通りではいつまでも拍手が続いていた、といいます。そして映画祭の審査員は、『81/2』への評価に悩んだといいます。というのも、「平和と人民同士の友情などに貢献する映画にのみ賞を与える」のがモスクワ映画祭の決まり。芸術家の個人的な苦悩や心情を描いた『81/2』は対象外。しかしその一方で、審査員の多くはすっかりこの映画が好きになってしまっていたため、皆悩む事になった・・・。結局『81/2』は見事グランプリを獲得するのですが、このエピソードは、「共産主義」という思想を通り越して、人々の心に直接訴える何かがこの映画の中にある、ことを証明していると思うのです。フェリーニは言います「映画は自由でなくてはいけない。映画の世界が現実にとらわれないようにするため、あらゆる努力をするべきだ」と。ところで、この愛蔵版DVDの見どころは「ザ・ロスト・エンディング」について関係者たちが語る、50分にわたる特典ドキュメンタリーです。フェリーニが当初『81/2』のラストに考えていたのは、登場人物たちが真っ白い衣装を着て、白亜の内装をされた列車に乗って、どこかへと向かってゆく、というもので、実際に撮影されています。しかし、そのシーンはまるごとカットされて、その代わりにロケット発射台の周りを、サーカスの芸人たちと共に登場人物たちが手をつないでぐるぐる回るシーンになりました。この現行のラストシーンは、実は予告編のためにフェリーニが撮った「本編には存在しない」イメージシーンだったのですが、これが気に入ってしまったらしく、列車のシーンは破棄して差し替えたといいます。幻のラストシーンは、フィルムはもう現存していませんが、『81/2』の製作に密着した写真家のギデオン・バックマンが撮った写真が、白い客車のなかで、テーブルのランプに浮かび上がる出演者たちの表情を伝え、関係者たちが、このラストシーンが削除された理由、そして賛否を、各々の言葉で語り、検証します。『81/2』は〈映画監督についての映画〉というジャンルに先鞭をつけた作品です。ウッディ・アレン『スターダスト・メモリー』、トリュフォー『アメリカの夜』、ヴェンダース『ことの次第』、デニス・ホッパー『ラストムービー』、オリヴィエ・アサヤス『イルマ・ヴェップ』・・・『81/2』以降に作られた、映画製作現場を描いた映画は、枚挙にいとまがありません。また、コッポラの『地獄の黙示録』よりもずっと先にワーグナーの「ワルキューレ騎行」を効果的に使った映画でもあります。フェリーニは、長い間「文学」や「演劇」といった先行文化の呪縛に囚われていた映画を、映画にしかできない表現へと解き放った偉大な監督の一人だと思います。重要なのは理屈や連続性ではない・・・いま目の前に映し出されたものに、ただ身を委ねればいい。「夢の解放」、それがフェリーニ映画!多くのレビュアーの方が、本DVDの画質について言及していますが、このソフトの画質が悪いような誤解を受けかねないので補足説明すると、あくまで米クライテリオン社が発売している、超高精細画質のDVDソフトとの比較です。筆者が本ソフトを観た印象としては、標準的なDVDの、ニュープリントによる問題のない画質で、あるレビュアーの方によると、劇場のスクリーンに上映された状態に近い画質、とのことなので、これはこれでシネフィル・イマジカなりのこだわりで製作されたソフトなのではないでしょうか。最後に蛇足ながら、クラウディア・カルディナーレの美しさもさることながら、怪奇映画好きな筆者にとっては、バーバラ・スティールが今で言う「ゴス系」がちょっと入った感じの神経症的な女優を演じていたのが新鮮な再発見でした。
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